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山梨の山

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山梨県は山国です。
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その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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クニマスその後

2011.01.30 21:02  投稿者:ootaminoru

クニマスについての地方新聞山梨日日新聞に、ここ3日間毎日掲載されています。
1月28日、29日そして30日です。
30日の記事は1月29日から2月6日まで西湖樹氷祭としてその会場である西湖野鳥の森公園で70年ぶりにクニマスの発見となった西湖産のもので京都大学で鑑定されたクニマスがガラス瓶入りのホルマリン浸けの標本になって西湖畔に里帰りして展示されているのだそうだ。
この見本を見学する一般公開が行なわれている。

しかし、ホルマリン浸けは生きた姿や形を想像するには私を含めて素人目には難しい。
近い将来、生きた魚を水族館みたいな場所でとくと見せていただきたいと思う。
その場合、比較としてヒメマスも展示していただきたいと思う。

鮭科の魚をもう一度考察してみよう。
河川に回帰性のある魚は漁業資源として物凄く人間にとって都合が良くて効率が良い。
稚魚を河川に放流すると早い魚種では翌年、遅い魚種でも3年とか4年後には成熟して大きくなって生まれた河川に接近した河口部分に帰って来る。
その河口付近の海域で定置網などに誘導してごっそり捕獲する。
こんな効率の良い動物資源はない。

クニマスは本来は陸封型の鮭科の魚で唯一田沢湖で棲息していた固有種の魚だそうだ。
他にはどこにも見つからない魚だそうだ。

もし、クニマスの稚魚を河川に放流して海に流せば降海型となって何年か先には生まれ故郷の河川に戻ってこないだろうか?
ある一定の条件の環境下では可能なのではなかろうか?
帰って来た場合、どんな体形のどんな味の魚に変身して帰ってくるだろうか?

クニマスの棲息温度は常時5℃位だそうだ。そうした幼魚期の環境の河川は北緯40度付近の択捉島になるのだろうか。
近縁種のヒメマスはクニマスよりも浅い水深の水位に棲息するそうですが
その場合、稚魚の時期や降海する時期の河川の水温は何度くらいなのだろうか。

固有の種が持つ生命の不思議な能力を想う。
その昔、鮭科の発生、進化の歴史が秘められているのだ。

そんな貴重な生物が山梨県の西湖で発見されたのだ。




写真1はカツオの絵
写真2は秋刀魚の絵です。


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