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山梨の山

登山と山と高山植物

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山梨県は山国です。
たくさん山に登ってきました。
その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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山梨百名山八ヶ岳7

2009.05.14 16:57  投稿者:ootaminoru

山梨百名山には八ヶ岳として赤岳、権現岳、編笠岳の三座が含まれています。しかしながら、山梨県側からこれ等三座を含む峰に登山する登山者人口はめっきり少ないと思う。

統計的な数字は今回持ち合わせていませんが「山梨百名山」平成10年3月30日山梨日日新聞の本に依りますと「赤岳」のP8に次のように記しています。
ここ十年ほど、八ヶ岳の登山者は減り続けている。山梨、長野両県警の統計に依ると1980年代の後半年間9万人で推移していたが。91年には7万1千人、93年では6万人台になり、96年にはやっと7万人台に回復したものの長期低落傾向である。、、、中略、、、
赤岳登山者の入山口はかっては山梨県側が圧倒的だった。清里から県境尾根、真教寺尾根をたどって山頂へ。
夏は登山者の列が続いた。

主役を長野県側に奪われてニ三十年になる。
今、山梨県側からの登山者数は長野県側の十分の一程度だろう。
原因の一つを自治体の登山道路整備費でみることができる。
長野県茅野市は年間ニ百万円。山梨県側は山麓の四町村合わせて二十~三十万円。茅野市が登山道は手を抜くとすぐに荒れてしまうと積極的なのに対して、高根町は事故が起きた時の責任問題が心配だ。冒険の要素が残っていていい、と言う声もある。と対照的だ。

ここまで本からの抜粋引用です。この本が書かれたのは平成10年だ。それから11年、八ヶ岳に登山する人口は横ばい傾向だと思う。
しかしながら長野県側は頑張っていて横ばい傾向を維持していると思われますが、山梨県側からの登山者はその当時から更に激滅しているように思います。恐らく赤岳、権現、編笠岳の合計は長野県側からの数十分の一だと思います。
八ヶ岳全体の登山者数では更に開いて百分の一に満たないのではなかろうか。

この登山者数は麓の八ヶ岳山麓を訪れる観光客数に影響を与える。
特に風や星や緑や水や動植物を愛する自然志向派の観光客に影響を与えるだろう。
何故ならば観光とは所詮、自然若しくは無形文化財を含む文化財を味わって楽しむものだろう。自然といえども人間と自然が交差する所に魅力があるのだと思う。そのような自然を提供するのが八ヶ岳北麓の里の守備範囲だと思う。
登山者数と里の観光客数は正比例かどうかは解かりませんが、登山者をないがしろにした山梨県側の八ヶ岳北麓の観光はそして観光を切り口にした地域活性化の繁栄は見込めないと思う。
私は水を征する者は国を征すると言いますが山を制する者は里を制すると思っています。
山には神々が座しています。登山することは神々と対話する事に繋がります。
この辺りに決定的な山梨県側の山に対する認識不足があるように思えてなりません。

5月12日初心者を連れて八ヶ岳の春山を案内して来ました。天狗岳です。
噴火口をしっかり確認できる火山の山。長野県茅野市側の奥蓼科温泉郷から入山し樹林帯の中に残るアイスバーンの氷や雪。腐った雪の体験。火口のすり鉢池への雪壁挑戦。そして安全でなだらかな頂上部への溶岩斜面。アイゼン、ピッケルの使い方などなどの技能講習もしました。森林限界を越えた地点の風速と風防と体感温度。
長野県側にはいろいろのニーズにあったいろいろの八ヶ岳が用意されていていろんな時期に、いろいろのアクセスや山小屋を含む宿泊施設などなどが入山者を待っていて迎え入れる体制を取っています。
登山者にとって八ヶ岳は長野県のものです。

はたして八ヶ岳山麓は今後どうなるだろうか。

写真1 東天狗胸突き八丁から西天狗岳を望む。
    この日、始めてこの地点で唐澤鉱泉からの登山者に出会った。

写真2 西天狗岳頂上から硫黄岳、その右奥の赤岳を望む

写真3 西天狗岳からの雪の斜面をノーアイゼンで下降訓練


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