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山梨の山

登山と山と高山植物

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山梨県は山国です。
たくさん山に登ってきました。
その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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宝石の加工技術

2009.01.19 13:43  投稿者:ootaminoru

宝石の加工技術

山梨県には宝石加工の地場産業があります。
宝石関連製品の出荷額は業界で凡そ30㌫と国内トップの座を占めています。
叉100万円以上の商品の50㌫以上をこの山梨県から出荷しているとも聞いた事があります。人から聞いた話ですが、、、。
そして凡そ400億円に迫る経済貢献だそうです。

でも、それって県外の人は誰も知らないと思うよ。
だって、宝石にも宝石の箱にも山梨県で加工しているとか、山梨県の工房で作っているなんて何処にも書かれてないもん。

この地場産業を支えるに至った歴史的背景は山梨県の北部山岳地域に水晶が沢山産出した経緯から発しているようです。
しかしその加工技術や研磨技術は山梨独自に開発されたものではなく地域外からもたらされたようだ。
石和にある地場産業会館に技術取得の経緯や発達の過程が説明されています。

私の推測ですが第二次世界大戦時に戦場で使う無線通信機の発信機に水晶発信装置が組み込まれていましたがその水晶発信チップ製造に引き続き山梨県は戦時下を通じて細々ながら水晶の採掘や葡萄酒からの酒石酸の結晶を得て加工を継続していたこと?が戦後の宝石加工の立ち上がりを決定的に早めたのではないかと思っています。
戦後は熊王徳兵の世界で、いち早く生きる為のバイタリテーを発揮して代用宝石で生産を開始したのが幸いしたと推測しています。
この部分はあくまでも私の推測です。

水晶のことを英語でクオーツと言うのを今回の山梨宝石博物館へ行って説明板に書かれていたので始めて知りました。
うかつでした。

宝石としての美術品、装飾品を離れて水晶発信子、クオーツ時計は電子時計に至るまでは戦後のある時代の日本のハイテク産業を支えて来た花形工業部門であり、更に人造シリコン類の結晶製造及びそれからのチップ加工は現在においてシリコンバレーに引き継がれて電子機器の心臓部分になっていて一大ハイテク産業です。

今日、地場産業として宝石加工のトップを誇る山梨県は宝石加工技術が高いことが他の追従を許さない原因と思いたい。

しかし、宝石製造業は熟練した職人による手工業であり中小企業経営、零細企業経営、家内工業経営が主で、製造工程は熟練工による伝統的な手作業が主で、流れ作業による少品種大量生産大量販売の工業として標準化が難しい分野なのだと思う。

そのことが自動車産業や時計や写真機等の高度精密工業及び組み立て工業として進化発達する分野と枝分かれした。
写真機のレンズは水晶やメノウとほぼ同じSIO2でありながら、その設計部門及びレンズ研磨加工技術、製造組み立て部門は精密工業として著しい発達を遂げた。
写真機製造企業名及び交換レンズの製品名がそのレンズの特性と品質度を表現している。そのレンズで撮影した写真が本来の価値であるに係らずレンズを所有する事、購入することが誇りであり価値にもなった。レンズの品番そのものが貴金属でありブランド品として価値あるものとなった。

宝石加工は経験と伝統と熟練の世界であり職人の世界として手工業的に生き続ける分野かと思う。そこに宝石産業の特徴がありそうだ。
しかし、その職人の名前が全面に出る事は今までなかった。
宝石はその原石が本物であるか?大きさやクリアランス度合いは?そして台座は18金である可否かに集中しがちです。カットについてもウンヌンするようですが、、、。旨いヘタは話題にならない。
名人によって加工製造されるものなのに何故、匠の名前が出ないのだろうか?せめて山梨県が出ても良いのではないか。

どのような姿や形で山梨の宝石産業の技術力が優れている事を表現しアピールしたら良いのだろうか?それがかなわなければ顧客の拡大の可能性には結びつかないではないか。

現在その部分が表現出来ていないように思う。
県外の一般の人や県外の宝石を購入する人にとっても山梨県で加工していることは知る由もないだろう。
職人の世界にそんなアピールは必要ないということだろうか。
凡そマーケッテングとは無縁の世界のように思われます。

東京銀座の一流宝石専門店へ流通する製品そのものが全ての証であり、メイドイン山梨とは何処にも表示されない。ましてや職人の名前の記載もないし取り扱いの工房の名前も流通段階を含めて顧客には表には出ないようだ。

古い話で恐縮ですが床屋さんの髭剃り剃刀はドイツのゾウリンゲン製だと昔は決まっていた。せめて山梨県加工と顧客にアピールし浸透できないものだろうか。その様な戦略はないのだろうか?
このままでは開放された市場経済で顧客に直接購買を働きかける力にはならない。
山梨県の官、民、学を上げてプロジェクトを組んでマーケッテング戦略を構築出来ないものだろうか。

市場経済として山梨県加工の宝石商品が宝石のゾウリンゲンにならないものだろうか。
ワインは官民学が頑張っているように思う。そしてその成果が出ているように思う。

改めて博物館関係者の方にお聞きしますがここ山梨宝石博物館は一体何を目的として開館しているのでしょうか?その目的の為の戦略は県外の人に適切でしょうか?効果がありますか?
岡目八目。恥ずかしながら素人ながら、恐れを知らない素人だから言えました。

写真は山梨宝石博物館のパネルより
①宝石カット及び研磨工程
②台座製造工程
③組み立て工程


コメント(2) | この記事のURL | カテゴリー:歴史文化産業

コメント

コメントありがとう御座います。
先ずはお礼申し上げます。


私は本当は宝飾業界や宝石そのものを殆ど知りません。ある中小企業連合会の産業体験観光ツアーの説明会を前提にしたシンポジュームで宝飾業界の代表の方から実情などを伺いました。
そして100年に一度の経済的不況を踏まえて今後山梨の宝飾産業が業界としてどのように取組み残ってゆくかの提言を伺いました。

改めて自社ブランド、山梨ブランドを増やし山梨が宝飾の町であること、国民的な知名度をより一層高めて味方につけて高い技術力を持っていることのアピールを内外に対してして行く。その背景には現状として下請け製品が多いことを挙げておられました。確かにある時期は日本の技術力が国際的に高く、しかもヨーロッパの加工賃より安かったのでヨーロッパの老舗の宝石専門店から下請け加工が花盛りだった。しかし今度は東南アジアに追われる身になっている。加工技術だけでの加工賃を稼ぐ体質が進化してきていた。

東南アジア(特にインド)の技術力はヨーロッパの老舗の宝石商から技術指導を受けて日本の技術水準に肉薄してきている。しかもコストが安い。
日本の国際競争力が著しく減退してきている。
日本が未だ独走状態にあるのはプラチナ加工だけではないか。
此れからの技術力とは主にデザイン開発能力だ。

山梨の宝飾産業が生き残るには自社ブランド、山梨ブランドを増やし更なるステータスを確立する。デザイン的にも世界をリードするものでありたい。世界的な夫人の地位の向上、社会進出等など社会状況の変化の大きなうねりの中でデザインは消長する。そのようなデザイン開発力を高めないと生き残れないのではとのお話でした。

殆どが、にわか仕込みの受け売りです。
投稿者:ootaminoru: at 2009/06/04 10:12
はじめまして。blog拝見しました(^^)
山梨の宝石加工技術は世界的に有名ですよ♪
ティファニーやブルガリの高級ブランドのアクセサリーも山梨で加工や作られている物がありますよ(^^)
それに、地理の教科書にも山梨の地場産業として世界に誇れる宝石加工技術って載ってます♪
投稿者:にょにょん: at 2009/06/02 16:08

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