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山梨の山

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山梨県は山国です。
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その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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北岳で出会った花達(その25 ナウマン象を探しています)

2008.10.14 18:25  投稿者:ootaminoru

ナウマン象を探しています。

北岳への第一歩は広河原に架かる吊り橋から始まる。
最近はテントを背負って登山をする事が少なくなった。
今思えば、夫婦で新穂高から一気に飛騨側から槍ヶ岳の肩の小屋まで。
叉新穂高から笠が岳のテント場まで登ったりして来た。
叉立山の雷鳥沢のテント場に幕営しベースキャンプ地として何泊もあちらこちらの山に雪中行軍して周辺の雪山に登ったりしたものです。


広い範囲の山域を歩いてきたが、その山を代表する植物に出逢うと嬉しい。
北岳ではキタダケソウでありキタダケヨモギでありタカネビランジ、
キタダケトリカブト、タカネマンテマであったりする。そして私達の郷土の八ヶ岳にはコマクサとツクモグサとウルップソウがある。
そして隣の長野県白馬岳に行けば裏日本の雪深い地方を代表するシラネアオイやキヌガサソウに出会う。

これ等の多くの高山植物はその植物のルーツとそこに分布するに至った経緯が分っている。そのものずばり、叉は少し変異した兄弟種や近縁種、母種が北海道を経由して北方領土へと繫がっているからです。
その一例がキタダケソウであり北岳独自の日本固有種と胸を張って見せても北海道に日高山脈のアポイ岳にヒダカソウがあり朝鮮に近縁種がある。

ところがフジアザミは高山植物ではないからか研究が進んでいないように思う。(写真3)フジアザミは中部山岳地帯にのみ存在し近縁種が全く見つかっていないと言います。

低山から亜高山帯に分布するこのフジアザミに脚光を浴びせてもっと社会的に持ち上げてやっても良さそうな気がしてなりません。
現在は親も兄弟も親類縁者も見つかっていない。孤児といえども、必ず親や兄弟がいた筈です。
親探しは甲府城の天守閣を建てるよりも山梨県にとって大切なことで、山梨県の自然科学者や関係機関が積極的に働きかけて取り組むべきだ。
恐らくその方向性はDNA鑑定と倍数体鑑定だろう。
富士山の文化遺産登録の面からもそのルーツをハッキリさせる事は必要な事だと思う。
富士山には月見草が似合うではなくフジアザミが似合うが本来の姿なのだから。

それから、かつては日本にもいた象、ナウマン象が絶滅した事になっている。甲府盆地にも相川扇状地と山梨市の兄川で化石が見つかっている。
有史以来誰も日本列島で在来種の象を見たことがない。

しかし、誰も見たことがないからいないのは見方が悪いからかもしれない。農林水産省の大阪農政事務所では工業米を86回だったか96回だったか立ち入り調査したが1回も異常処理が見つからなかったではないか。
居ないだろうと思って探すから居ないのではないか。

ナウマン象は何故絶滅叉は絶滅に近く追い込まれたのだろうか。
それは食糧の生える草地が間氷河期の到来でなくなってしまったからだと思う。
唯一の草地は高山植物の生える高山帯でそこに身を潜めて静かにひっそりと暮らしているような気がします。
北海道のコマクサに対するウスバキ蝶がそうであるように高山帯に生息していると思う。

その場合、北アルプスは南アルプスに比べて餌場が少ない。
南アルプスは高山植物を含めて緑豊でなだらかな山域が多い。

私は隣のトトロではなくナウマン象を探したい。日本列島の何処かにいるとすれば南アルプスの山中に居ると思う。
南アルプスにナウマン象が発見された時点で南アルプスが世界自然遺産に登録されるであろう。
来年も、オイラは北岳を含む南アルプスにナウマン象を探しに行くのだ。


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