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山梨の山

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山梨県は山国です。
たくさん山に登ってきました。
その魅力は知る人ぞ知る宝です。しかし県内者を含めて知られていません。これからも自然の発掘に勤めます。ブログ初めてです。どうぞ宜しくお願いします。

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小林多喜二「蟹工船」

2008.10.05 08:30  投稿者:ootaminoru

蟹工船が読まれていると聞きます。

しかも働き盛りの人が多く読んでいるそうだ。読者層は新潮社に依ると30代から40歳代が45パーセント10代から20歳が30パーセントだそうです。

私は遅まきながら6年前に北海道旅行をする前に読みました。
叉彼の書いた「東倶知安行」も読みました。
明治40年と43年に山梨県を襲った大雨で洪水、土石流が発生し、死亡者多数、山林、田畑が流され山梨県及び県民は疲弊します。
明治38年日露戦争に表向きは勝利した事になっていますが莫大な借金をイギリスにしての停戦でした。国にお金は全くありません。地方がどんなに困っても、災害からの復帰に援助の手を出せません。
被災民を多数、北海道へ集団農業開拓移民として転出させます。
その開拓地が富士山に似た後志羊蹄山の麓、数箇所です。
東倶知安行に出て来る場所です。
入植15年、大正末期から昭和初期のその辺りの農民の生活が記録されています。それは間接的に山梨から追われた山梨県人の苦難の姿でもありました。

どの書店にも「蟹工船」は新刊のベストセラー並みの扱いで書店の正面に積んであります。先月、入院中の従姉弟に差し入れました。

何故、今こんな古い本が読まれているのでしょうか。
昭和4年(1929年)の本です。発行以来79年が経っています。
この本が出た時代と今の世相が似ているからだろうなと思う。
資本主義社会の本質が似ているからだろう.市場主義原理と言いなおした方が適切か。

そして何よりもこの本を何の先入観や力み、てらいもなく飄々と当たり前に読める時代になったことに驚きます。
やっと古い体質(帝国主義)から開放されてきたのかなーとも思うし、日本の戦後民主主義体質(イデオロギーとしての東西対立)の壁が崩壊したとも思える。叉、見方を変えれば歴史の経緯が見えなくなってきているのかなーとも思う。

先入観なしに無邪気になることも大切だ。

戦後をリードしたハイテク産業の典型がトランジスターラジオと写真機だと思う。写真機は各社競争で次々とハイスペックの製品誕生にしのぎを削ってきた。そしてその延長線上の最先端、小型軽量化の結晶が携帯電話だとも思う。
科学技術の進歩は本等に目まぐるしい。
日本の技術力は素晴らしい。物つくり、ハイテク産業で輸出して繁栄してきた。物造りの文化は良い品質を、グループで、頑張る、切磋琢磨、勤勉、総中流意識、右肩上がり。
しかし、国際化は進み、資本の自由化が本格的になり格差社会の国民二極分化がハッキリしてきた。日本の物造りの精神や文化は解体してきた。

今日、10月2日山梨県生涯学習推進センターで「郷土再発見と夢とロマンの探訪」シリーズの1回目を受講してきた。何故、今、蟹工船か?タイムリーな企画です。

1回 今何故「蟹工船か」。

次回2回目は10月15日女工哀史「ああ野麦峠」と「蟹工船」です。
午後1時30分から3時30分まで

事前申込みが必要で定員40名ですが希望者は尋ねてみては?
℡ 055-223-1853


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コメント(2) | この記事のURL | カテゴリー:歴史文化産業

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