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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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笹子追分人形芝居公演

2015.02.02 11:46  投稿者:ぶどうおばさん

県立文学館で昨日、笹子追分人形による芝居が上演されました。
笹子追分人形は江戸時代初期に宿場町であった大月市笹子町に伝えられ旅人達の疲れを癒す娯楽として栄えてきた人形浄瑠璃です。
県内の他の地域にも人形浄瑠璃は伝わりましたが現在残っているのは笹子追分人形だけで、山梨県無形民俗文化財に指定されています。

江戸の3人使い(一体の人形を3人で操作する)を継ぐ点で全国でも数少ない人形浄瑠璃で、活動休止期を経て平成17年に復活し各地で公演を行って来られました。


今日の演目は
    三番叟
    本朝二十四孝 ~謙信館十種香(じっしこう)の段
              ~奥庭狐火の段           です。

  三番叟
    2体の人形が五穀豊穣を祈って軽快・活発に舞います。足拍子で地固め
    の動作を腕を大きく振って種まきの動作を表しているらしく軽妙でコミ
    カルな舞に会場は晴れやかな雰囲気に包まれます。

  本朝二十四孝  ~謙信館十種香の段、奥庭狐火の段
    天目山で自害した武田勝頼は実は影武者で本物の勝頼は正体を隠し上杉
    家に仕えていたが見破られ追手をさし向けられます。謙信の娘八重垣姫
    は勝頼の生存を喜び恋心をつのらせますが、追手が迫るので勝頼に危機
    を知らせなければなりません。氷のはった湖に行く手を阻まれた八重垣
    姫が思わず武田家の家宝の兜に触れると、凍った湖に狐火がともり道が
    開け八重垣姫は湖を渡ることが出来ます。

話は次の段に続き、八重垣姫は勝頼の命を救い2人は結婚し武田・上杉家に和睦が成立する、というハッピーエンドになります。
影武者を始め奇想天外とも言える物語展開ですが、勝頼・八重垣姫・謙信・下女
・狐という登場人物がステージを縦横無尽に入り乱れ動くさまは圧巻で胸がすくと言うか元気をもらうと言うか手に汗握る緊迫感を堪能させて頂きました。人形の顔も艶やかで美しく、新調したという衣装も加わり華やかで躍動感溢れる舞台に魅了されました。



演目の合い間に、振付指導された西川氏が人形について解説して下さいました。
一体を3人で操作するため、頭と右手・左手・足に役割分担されている事、手を動かす時は顔も動かさねば情感のこもった表現が出来ないので使い手の息が合っているのが大切な事、小柄な使い手は下駄をはいて高さを調節している事などをお聞きしました。
以前拝見した時は笹一新酒フェアの折りでしたが今回は県立文学館講堂のステージいっぱいにセットも大掛かりで、人形達は自在に走り自在に舞い笹子追分人形ワールドを観せてくれました。
このような貴重な伝統文化を保存し継承に努力されている方々に心から拍手を送りたいと思います。


笹子追分人形は2月15日にも見られます。
   2月15日(日)伝統文化の祭典
              ▶笹子追分人形芝居
              ▶一之瀬高橋の春駒
              ▶上黒平の能三番
              ▶下福沢の七福神
                   コラニー文化ホール(甲府市)
                   午後2時開演、無料、事前申込必要

  (1枚目の写真 笹子追分人形 
            公演終了後のロビーにて
            八重垣姫)
  (2枚目の写真 同 勝頼)
  (3枚目の写真 案内書)
              2015年2月1日撮影
              
    


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