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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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名木ツアー 最終回

2014.11.30 18:19  投稿者:ぶどうおばさん

「巨樹名木学習講座」第8回目(最終回)は
   武田八幡神社の樹叢(じゅそう)  韮崎市
   遠照寺のアカマツ           北杜市
   根古屋神社の大ケヤキ       北杜市     を巡りました。

時おり雨が激しく降る天気でしたが今回も定員満員の見学ツアーです。



 武田八幡神社の樹叢(じゅそう)   市指定天然記念物  韮崎市
   武田八幡神社は創始が嵯峨天皇に遡りますが武田信玄は本殿を再建し息子
   勝頼の戦勝祈願文が伝えられるなど武田家に深い縁のある神社です。
   石鳥居の先の総門両脇に2本の大杉があり、境内には大小合わせ54本の
   樫が群生しています。急な階段の先には拝殿さらに先に本殿(国指定重要
   文化財)があり、まわりの斜面にはうっそうとした木立が広がります。
   この日は雨で10m先も霧にかすむ天候でしたが、踏みしめる濡れた落ち
   葉に音がかき消され辺りはシーンとひたすら静寂で神秘的な雰囲気に包ま
   れていました。

 遠照寺のアカマツ      県指定天然記念物  北杜市
   「鶴亀のマツ」または「夫婦マツ」と呼ばれる2本のアカマツ。
   西側のアカマツは横に這った形で地上2、5mで3岐に分かれ、枝張りは
   西へ約8m 北へ約9mとのことです。東側のアカマツは直立し、以前は
   地上3mで3本に分かれていましたが雪で折れたので現在1本です。
   葉に赤茶けた部分があるのは松枯れが疑われるそうで処置をしているとの
   事でした。

 根古屋神社の大ケヤキ   国指定天然記念物  北杜市
   根古屋(ねこや)神社の大ケヤキは共に樹齢800年で、ケヤキの巨樹と
   して2本並立するものとして国の天然記念物に指定されています。
   神社に向って左は田木 右は畑木で、両者とも樹高は約22m,幹廻り10
   ~11mとのことです。田木・畑木の名は江戸時代の「甲斐国志」にも出
     て来るそうです。人々は田木の芽吹きが良い年は稲作が、畑木の芽吹きが
   良い年は畑作物が豊作になると占い信仰の対象として来たそうです。
   太い主幹はいずれも地上22m程の箇所で折れていますが、側枝には今年
   もたくさん葉が付いたようで茶色の落ち葉が散り敷かれています。
   この2本も根元付近は中が空洞部分があるので定期的に観察しているそう
   です。


この講座で毎回3カ所の名木を訪れて来ましたが、場所が異なると違った有りようで木々が生きている事を知りました。年を経たことを如実に物語る太い根や幹は樹皮が剥がれていたり、ささくれ立ったり厚いウロコ状になったりしていて壮絶とも言える姿をしています。幹に一部空洞があってもなお生き続ける底力というか執念のようなものに接しそれぞれの巨樹に孤高の美さえ感じました。
山梨には「名木百選」が有り今講座ではその一部しか拝見していないのですが、名木と言われる木を観る事はなかなか楽しく、百年二百年単位で時を考えることと日常とが少し結びついた気がします。
これらの名木を後世に伝えるため観察・手当に努力しておられる樹木医のお仕事の御苦労や大切さが良く分かりました。



    (1枚目の写真 武田八幡神社の樹叢
              拝殿付近)
    (2枚目の写真 遠照寺のアカマツ
              東側のアカマツ。樹高9m)
    (3枚目の写真 根古屋神社の大ケヤキ
              畑木。樹皮は剥がれている部分も多い)
              2014年11月29日撮影
   


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