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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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江戸初期甲府城に温泉!?

2014.06.08 20:32  投稿者:ぶどうおばさん

山梨県庁の敷地内で行われている発掘調査で、甲府城跡の一部から温泉施設に関すると思われる敷石遺構が出たそうで、今日見学会が実施されました。

山梨県庁は甲府城の楽屋來曲輪にあたる場所に在りますが、現場は県議会議事堂委員会室棟の建設予定地です。建設に先立ち今年2月から発掘調査が行われていました。その結果、温泉と思われる跡が見えてきたそうです。山梨県埋蔵文化センターの担当職員の方々が案内説明をして下さいました。


 温泉と思われる場所から分かってきたこと
   ▶ 江戸時代初期の地図には、この場所に「湯」という記載がある。
     他の絵図にも「湯出」「是水湯有り」の記載がある。中期・後期
     には「湯」という記載がないので、今回発掘した跡は江戸時代初期
     のものと思われる。
   ▶ 水の通り道を示す石の並びがある。
   ▶ 石に一定の深さまで黒色の付着物が付いている。
   ▶ 硫黄が検出された(ただし硫黄は温泉以外の原因からも出る)
   ▶ 東側の大きな岩の上に自然のままでない石列がある。
   ▶ 温泉の湯はどこから来たかはわかっていない。
   ▶ 一部に暗渠が発掘された。暗渠からは珪藻は見つからないが湯が
     あったと思われる辺りからは珪藻が検出されている(どういう種類
     かは未確認)
   ▶ 甲府城の西部分は水が出やすい一角で暗渠は一の堀に水を導く道筋
     だったのではないか。                        とのことです。


現場はまだ工事中ですが、発掘の様子はホームページで公開してゆくとの事です。
今日の見学会は百人近い参加者で梅雨の合い間の夏空の下、皆さん熱心に説明を聞いておられました。この後、防災新館に移動し地下に移設されている甲府城の石垣を見学しました。こちらも普段と異なり案内人がいて、石垣の一番下には丸太と小石を敷いて水はけをよくし石垣の耐久性を高めたなどの説明で豊臣時代の築城技術の工夫を教えて下さいました。

   (1枚目の写真 温泉があったと思われる遺構
            地面を1~2メートル掘り下げた場所)
   (2枚目の写真 石列の側面に黒い付着物が水平に付いている
            職員の方が持っている棒の先端の赤い三角の下)
   (3枚目の写真 水路。石で蓋がしてあったので暗渠だったと思われる
            左上から右下にかけての湾曲した部分)
             2014年6月8日撮影
     


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