甘草屋敷のひな祭り
2014.02.13 19:10 投稿者:ぶどうおばさん
甲州市で
ひな飾りと桃の花まつり
平成26年2/11(祝)~4/18(金)
ひな飾り展示会場 旧高野家住宅「甘草屋敷」
恵林寺「武田信玄公宝物館」
宮光園
が行われています。
重要文化財旧高野家住宅「甘草屋敷」では約3000体のお雛様が飾られています。段飾り・御殿飾りは豪華絢爛に、江戸時代や明治時代の内裏雛は落ち着いた雰囲気の中に、雛のつるし飾りは昨年より一層数を増してにぎにぎしく彩を添えて飾られています。
段飾りや御殿飾りは所有していた個人から市に寄贈されたものも多いそうです。
江戸時代の享保雛は今から約三百年前のものとは思えない程顔の肌は白くつやつやと(牡蠣の殻の粉末を練り塗ったものとのこと)輝いていて黒く塗って描いた頭髪は植毛技術のない時代だった故にネズミにかじられる(毛を固定する際に使うノリをネズミが好んで舐めるため破損が進む)被害もなく気品のある様子でたたずんでおられます。
御殿飾りは、屋根付きの立派な建物の中にお雛様が収まるタイプの雛飾りで山梨・静岡・長野県など一部の地方に普及したもののようです。
御殿は屋根・柱・屏風・階段などの各パーツに分かれているので順に組立ててゆき、内裏雛と三人官女が建物内に五人囃子は時に建物外に配置されたりするそうです。
甘草屋敷はJR塩山駅北口を出ると目の前にあります。
(1枚目の写真 御殿飾り)
(2枚目の写真 段飾り)
(3枚目の写真 前列中ほどに御所人形 右に五人囃子
上段右に享保雛)
2014年2月13日撮影
コメント(0) | この記事のURL | カテゴリー:イベント・祭
※ボタンをクリックしてもコメントフォームが開かない方は、
お使いのブラウザのポップアップブロック機能を解除してください。
コメント