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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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山梨の郷土料理 ほうとう

2014.01.24 18:33  投稿者:ぶどうおばさん

「郷土食を知る!(ほうとう&小豆ぼうとう&みみ)」という料理講習会が公民館で行われたので参加しました。


山梨県の郷土料理というと一番に浮かんで来るのが”ほうとう”です。
武田信玄の時代から陣中食として広まったと言われるほうとうは、野菜(里芋・ゴボウ・人参・キノコ・かぼちゃ・白菜等)を煮込んだ味噌仕立ての汁の中に生麺(ゆでずに)を入れ煮込み、アツアツのところを食べる料理です。
昔から「うまいもんだよ、かぼちゃのほうとう」と言われてきましたが、冬まで保存しておいた貴重なかぼちゃを入れたかぼちゃぼうとうはちょっと贅沢で特に美味しい格別なほうとうだったようです。


 料理の手順は
    中力粉1人150g(ほうとう用に100g
              小豆ぼうとうとみみ用に50g)
    ぬるま湯で堅練りにして玉にまとめる
      ↓
    初めは手で玉を平らに
    途中からのし棒で2~3mmの厚さの大きな正方形に
      ↓
    正方形の三分の一をみみ用に分け、残りを半分に切りびょうぶ畳みに
    して蕎麦より幅広く切る
      ↓
    鍋にだし汁を煮立たせ野菜(そぎ切りや乱切り等)を入れる
    味噌で味をつける
      ↓
    生麺を入れ長ねぎを加える
      ↓
    盛り付ける


戦後の時代は夕食にひんぱんに出るメニューだったそうですが今ではあまり作る家庭は無く、レストランで注文すると各自に一鍋ずつ出てきます。
指導された植松光宏先生は、御岳蕎麦保存会会長で山梨大学で教鞭をとっておられます。山梨の郷土食を作らない人が増えているだけでなく知らない人も多い現状をふまえ、郷土料理の講習会を開いて普及啓蒙に努力されています。
先生は材料も県産品にこだわり、県内の製粉会社の地粉・大塚人参・大塚ごぼう他地元の野菜を用意してくださいました。


山梨県は近世に養蚕が盛んになり桑畑が増え裏作で麦が作られた事や、山間部では米の栽培が困難だった事から、粉食文化が根づいたと言われます。南アルプス市の二本柳遺跡からは戦国時代の石臼が出土しているそうです。



レストランで食べるほうとうは汁部分が多くさらっとして粘り気は少ないですが、私の遠い記憶の中では汁は少なく焦げ付いたり吹きこぼれたりする粘りけのある料理だったので本来のほうとうはどういうものかを知りたくて講習会に参加した次第ですが、出来上がったほうとうは汁が少な目で具だくさん。これ一杯でおなかも満足といったボリュームのあるものでした。大鍋で作るがゆえの粘りと旨味があるようにも思います。
アツアツのほうとうは体を温めてくれて冬にはお勧めの料理です。


    (1枚目の写真 左はみみ、右はかぼちゃぼうとう
             奥は小豆ぼうとう)
    (2枚目の写真 中力粉をこねてのす)
    (3枚目の写真 かぼちゃぼうとう)
                2014年1月24日撮影


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