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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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36枚一堂に

2013.06.21 12:28  投稿者:ぶどうおばさん

「北斎の冨嶽三十六景展」が開催されています。
    6月15日(土)~7月8日(月)
    山梨県立博物館   (火曜休館)

江戸時代の人気絵師葛飾北斎が天保元年~5年頃(1830~34年頃)にかけて制作した「冨嶽三十六景」は、江戸・東海道・信州・甲州から見た富士山の様子を、人々の暮らしや景色を交えてさまざまな季節で描いた版画(彫師が版木を彫り摺師が紙に摺って出版)です。
県立博物館では三十六枚を全て収蔵していますが、常設展で公開されるのは一部でした。



今回は、三十六景以降に追加制作された十枚も含め計四十六枚が展示されています。
冨嶽三十六景では
    荒波の合間に見える富士を描いた「神奈川冲浪裏」
    「赤富士」の別名で知られる「凱風快晴」
    中腹にカミナリが描かれている「山下白雨」   
など有名な作品の他、山梨県側から見た富士山を描いた作品6枚も含まれています。


平成25年度やまなし再発見講座「富士山を語る」(平成25年6/6~6/27の全4回)の2回目で講師の堀内氏は、
    江戸時代には富士講(富士山で宗教的な自殺をとげた弥勒の教えに従う
    人々により始まった民間信仰)が江戸を中心に大ブレイクし組織的な講
    に発展した。それを隆盛に導くのに絵画も大きな役割を果たしたのでは
    ないか。山梨県側の富士山を描いた最古のものと言われる「八葉九尊図」
    には頂上(おはち)の上空に八枚のハスの葉がありその各々に薬師・観音・
    勢至等が乗り中心の大日如来を取り囲んでいる様子が描かれているが、
    仏が住み山そのものが御神体である富士山を描くことは人々の関心と
    信仰心を高めることにつながりまた人々も好んで絵を買い求めたので
    はないか。
という旨を講義の中で述べておられました。



「冨嶽三十六景」は版画なので、同じ版木から摺られたものは全て”本物”ですが、何枚も摺ってゆくと版木が摩耗するため作品の鮮明さが落ちるそうです。
県立博物館所蔵の三十六枚は、そろっている・作品自体の状態が良い、という点で国内でもまれなコレクションになっているということです。
会場には天保5~6年に制作され後に3冊の本にまとめられた「冨嶽百景」も展示されています。
激甚災害である”ゆきしろ(富士の雪解け水により起こる土石流)”や”飢饉”の時代であったこの時期、「不二」(ふたつとない)山に多くの人々が登山する様子が描かれています。


私が訪れたのは平日でしたがグループの来訪者も何組かいて学芸員さんに気さくに質問する様子や丁寧な説明を受ける様子が見られました。


   写真は全てパンフレットから 
    (1枚目の写真  「神奈川冲浪裏」や「凱風快晴」は入口付近に
                 あります)
    (2枚目の写真  石和や身延からの富士山)
    (3枚目の写真  御坂や鰍沢からの富士山)
 


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