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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
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そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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甘草屋敷の雛祭り

2012.02.11 17:47  投稿者:ぶどうおばさん

甲州市の甘草屋敷で今日からお雛様が展示されています。全部で約三千に及ぶ雛飾りが広い座敷の三面を埋めている様は華やかで、またその数の多さに圧倒されます。


明治~昭和時代の七段飾りや御殿飾りが豪華絢爛でまばゆい一方で、江戸時代のお雛様は年代を感じさせる落ち着いた色合いの雅さをたたえています。享保時代の内裏雛は、カキ殻の粉末をうるしで塗った顔がつややかで美しいです。

説明してくださるボランティアガイドさんのお話では、江戸時代のお雛様は頭髪を描いて表現していたため冠は頭にすっぽりはめるタイプの形だったが明治になり髪を植毛で作るようになってからはボリュームのある髪型になり冠は頭部にちょこんと乗せる小さいタイプになってきた、ということでした。

江戸時代に作られたという五人囃子のおおぶりのお雛様は、甲府勤番の上級武士の子女の婚礼の際の持ち物だったそうですが、現在は失われてしまった内裏雛や三人官女を合わせたならどれ程立派な七段飾りだったろうかと想像させます。ボランティアガイドさんによると雛飾りを一揃えするのにかかる費用は当時庶民の五人家族が一年暮らせる程の金額だったろうとのことです。


女の子が生まれた時に、健康で幸多かれと願うのはどの親も同じで、会場には雛のつるし飾りもたくさん飾られています。段飾りなど到底手に入らない一般庶民は、家にある端切れで可愛らしい飾りを作って女児の誕生を祝いました。幼児・巾着・座布団・花・唐辛子・柿等の飾りに紐を通して飾る雛の吊るし飾りは稲取が発祥の地と言われますが、どうやら日本各地に古くから見られたようです。
山梨のつるし飾りは和紙で作られているのが特徴です。会場には和紙・布製のつるし飾りがたくさん飾られています。

今年で十年目になるという甘草屋敷の雛祭りは年々雛飾りの数が増えるようで、新たに和紙で作ったものや地元民の土蔵の奥で見つかったのを持ち寄ったという押し絵雛等、年毎に発見もあり楽しく拝見しています。

  第10回甲州市えんざん桃源郷
    ひな飾りと桃の花まつり
        平成24年2月11日(祝)~4月18日(木)
        場所「甘草屋敷」重要文化財 旧高野家住宅
        時間 9:00~16:30(期間中無休)
        入館料 大人300円 小人200円


  甘草屋敷の他 恵林寺「武田信玄宝物館」にてもひな飾り展示中

      (1枚目の写真 甘草屋敷雛祭り会場)
      (2枚目の写真 享保時代の内裏雛)
      (3枚目の写真 段飾り)
                2012年2月11日撮影
        
     


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