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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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大井俣窪八幡神社

2010.01.24 19:08  投稿者:ぶどうおばさん

昨日見た根津記念館の新春特別展「武田信玄と山梨市」に展示されていた木造狛犬は窪八幡神社所蔵と記載されていたので、興味があり訪れてみました。
場所は山梨市北という所。
訪れてみて驚きました。いくつもの社殿が建ち並んでいます。ほとんどが室町時代の建物。しかも国の重要文化財や県の有形文化財ばかり。


窪八幡神社は大井俣窪八幡神社(おおいまたくぼはちまんじんじゃ)といい859年に清和天皇の勅願により創立されたと伝えられています。本殿は1410年に武田信満が再建したといわれ、1557年には武田信玄が本殿の扉の正面大部分に金箔装飾をほどこさせ信玄の父信虎が造立(1534年に)しておいた拝殿も1557年に再建したのだそうです。



石造りの狛犬の間の石段を上るとまず拝殿が目に入ります。横に長い大きな造りです。屋根は一重切妻造りの檜皮葺(ひわだぶき)だそうです。ひわだぶきはヒノキの樹皮を用いる日本古来からの伝統的な屋根工法で、ヒノキの樹皮は油分が多く耐水性に優れ軽いことから神社仏閣などに施工されているとのことです。
現在拝殿内部は空で風が吹き抜ける状態になっています。

拝殿の奥が本殿です。正面扉には薄い金色と図柄がかすかに見てとれます。
建物全体に重厚感があり気品を感じさせて、数棟ある社殿の中ではやはりこの本殿が格別の美しさではないかと思いました。


武田信玄が直筆で短歌を記し板絵着色三十六歌仙図を奉納したり、信州出陣の折りは木造の狛犬に金箔彩色を寄進したり、信玄自身も武運を祈願し詣でたという隆盛期の窪八幡神社はどのようなものであったろうかと思いを馳せました。
武田家の滅亡と共に神社も衰退していったようです。社務所もあるようですが、現在は窪八幡神社拝殿•若宮神社拝殿内部は強風の際に舞込んだと思われる砂がうっすらと積もっていて管理状態が危惧されます。建物の傷みが進む前に、このような貴重な歴史的建造物の保存が充分になされることを望みます。


   (1枚目の写真 窪八幡神社 
            右側が若宮本殿、左奥が窪八幡神社本殿。国の重要文化財)
   (2枚目の写真 窪八幡神社 拝殿
            重要文化財)
   (3枚目の写真 窪八幡神社 鐘楼
            天文22年に建立。神仏習合の姿を残す貴重な建物。
            檜皮葺寄棟造。県有形文化財)
                2010年1月24日撮影

山梨市駅から市営バスで15分程で八幡神社バス停に着きます。本数は少ないです。


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