甲斐黄金村(おうごんむら)
2009.12.19 20:06 投稿者:ぶどうおばさん

下部温泉駅から徒歩3分の場所に「甲斐黄金村 湯之奥金山博物館(ゆのおくきんざん
はくぶつかん)」があります。
今日は『甲州金〜4つの金座の消長』という題目で早稲田大学の西脇氏の講演が行われ
たので聞きに行きました。
「湯之奥金山博物館」は静岡県との境に位置する毛無山にかって存在した金の採掘
場所(金山遺跡)に関する展示施設です。
映像シアター•ジオラマ模型•資料展示室で構成され甲州における鉱山作業を紹介して
います。
講演はかなり専門的な内容で、聴講者はこの講演のシリーズの常連の方もいるようで
皆様熱心に聞いておられました。
甲州の金は主に戦国時代◦江戸時代に採掘され「甲州金」という地方限定通用の金貨が
作られ甲州一国で使われていた、甲州の金座は江戸の支店のようなものではなく別個に
孤立して存在していた、等のお話を聞きました。
館内に展示されている金鉱石に浮き出ている金の筋、甲州一分金のまばゆい黄金色。
それらを目にすると、かって甲州に金山があり金の採掘精錬作業にたずさわっていた人
が居たことが実感として伝わります。
(1枚目の写真 甲州一分金
この金貨の縁取りの点模様のことをたいこ判と言ったそうで
そのことから甲州金貨は別名たいこ判と呼ばれたとのこと。
"保証されている,大丈夫"という意味で用いる「たいこ判」は
甲州金にそれだけ信用が置かれていたことから出た言葉だと
講演の中でお聞きしました。)
(2枚目の写真 金鉱石 金が糸状に走っている)
(3枚目の写真 実物大の人形模型
灰吹(はいふき)の作業。揺り分けられた金の粉の不純物を
溶かしながら除去する作業)
2009年12月19日撮影


コメント(2) | この記事のURL | カテゴリー:イベント・祭
コメント
- お犬さん コメント有難う御座います。
日本の金山は江戸貨幣経済を支えた佐渡金山や現在産出量日本一の菱刈鉱山(鹿児島県)を始めとして、北海道◦奥州◦甲州◦国東半島ほか各地に分布しているようです。「信玄の隠し金山」と言われた湯之奥金山(中山、内山、茅小屋の三つの鉱山から成る)に関するこちらの博物館は1997年4月に開設されたそうで近代的な感じの展示施設です。 - 投稿者:ぶどうおばさん: at 2009/12/20 08:15
- 今晩は。
いろいろなお勉強をなさっていますね。
23年前、佐渡の金山博物館を見学したことがありますが、すこぶる感動でした。今日、記事を拝見して、わが山梨にも金山脈があることを初めて知りました。
今度、ご紹介なさいました博物館に必ず行きます。
寒い折、移動の際、お気をつけて。 - 投稿者:お犬: at 2009/12/19 22:29
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