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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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平和を考える

2009.08.05 15:30  投稿者:ぶどうおばさん

毎年8月になると、8月6日の広島•9日の長崎への原子爆弾投下の悲劇を思い起こし
平和への願いを新たにします。
戦争の悲惨さの極とも言える核爆弾の使用は世界の戦争史上初めて日本で試され甚大な
被害をもたらしました。
戦後64年が経ち、従軍◦空襲◦被ばく等の体験者も高齢になり、弱った体に鞭打ちなが
ら体験を口伝しておられる姿には心痛みます。
”戦争の記憶を風化させないように”という言葉は時折耳にしますが、第二次世界大戦
終結以降戦争が全く止んだわけではない戦後の歴史を考えると、”風化している”と思
える程安全な状況の中にはいないような気がします。


広島•長崎への原爆投下の悲劇は、被ばく者や被爆地にとって苦しい道のりの始まりを
意味したと同時に、世界各国に「これ程の威力の爆弾が存在するのならそれを手にいれ
たい」と思わせた点にあります。

第二次世界大戦後の米ソ冷戦時代には、核開発競争は加速度的にエスカレートし核実験
の回数や規模は悪魔的に増大しました。
   アメリカ  1945年〜2006年   
         ニューメキシコ州やビキニ環礁やネバダ州で
         600〜700回
   旧ソ連   1949年〜1989年
         セミパラチンスクで
         400〜500回
   イギリス  1953年〜1958年
         オーストラリアやクリスマス島で
         30〜40回
   フランス  1960年〜1996年
         サハラ砂漠やムルロワ環礁で
         200〜250回
   中国    1964年〜
         20〜30回
などという資料もあるようです。


大気圏で爆発させる実験が行われた地域では、大気中に放射性物質がばらまかれ、降
った灰は海水や雨水にまざり海や川や大地を汚染して来ました。そこに住んでいた人々
の遺伝子の異常やガンの発症も放射能との関連が指摘されています。
放射能の半減期は五千年(放射性物質によってはもっと長い)と言われ、高濃度汚染の
地域はもはや回復不能です。


1970年代には爆発が地下で行われる地下核実験に移行しました。
1990年代にはインド•パキスタンでも核実験が行われ2006年には北朝鮮も加わって
います。
途切れることの無い核の開発競争は、私達がいるこの世界が決して安穏なものではない
事を教えてくれます。



「我々にも核開発をする権利がある」「核エネルギーを利用する権利はあるはずだ」と
叫ぶ中東の国の人々のデモをニュースで見ると、複雑な気持ちになります。
原子力発電所は世界30カ国以上にあって、核エネルギーは平和的な利用によって人類
に役立っています。フランスでは国の電力の8割が原子力によるものです。日本は約3
割ですが原子力発電の割合が0になることは遠い未来にあるでしょうか。


核開発は、平和利用をしているのか軍事利用をしているのかを国際原子力機関(IAEA)
でさえ充分にはチェック出来ないところに難しさがあると言われます。
世界の核施設に設置してある監視カメラは向きが固定されており、その死角で冷却装置
の配管が組み換えられていたとしても把握出来ない現状とのこと。組み換えられた配管
の先から高濃縮ウランが出て来てそれを使って核爆弾が製造される、そんなことの無い
ようにIAEAは日夜監視しているのだそうです。


「核兵器を保有することが対立する国の間で核の使用をためらう状況を作り、結果と
して核戦争が回避される」という核の抑止力の理論は、結果的には競って保有する状況
を作り出しました。
核弾頭を保有していると言われている国は、アメリカ◦ロシア◦フランス◦イギリス◦中国
◦イスラエル◦インド◦パキスタン◦イラン?◦北朝鮮?だそうです。


世界から核兵器をなくそう、という核兵器廃絶をうたう運動も世界各地で起きています。


オバマ米国大統領は、4月にチェコでの演説で「米国が核兵器のない世界の平和と安全
を追求する決意であることを信念を持って明言」しました。「おそらく私の生きている
うちには達成されないでしょう」。けれど、「『イエス、ウィ、キャン』と主張しなけ
ればならない」とも。


今日のニュースで、アメリカ国内の2400人に世論調査した結果「広島•長崎への原爆
投下は正しかった」と答えた人が61%を占めた、と伝えています。


「戦争はいやだ」「争いは絶対してはだめだ」と、目をつぶり耳をふさいで唱えるだけ
では争いを防ぐことは出来ません。”平和”は静かに待っていたら訪れてくれるもので
はなく努力して手に入れるものとなっています。


平和な世界を実現するために1人の人間として自分はどうしたらいいのか?
どういう立場に賛同するのか?
いまだに模索状態で、いろいろ見聞きしている段階です。


    (上の写真 対戦車地雷    2009年7月撮影 自衛隊にて)
    (下の写真 米原子力空母ジョージワシントン  2009年4月撮影)
            


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