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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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樹海の魅力

2009.02.14 22:01  投稿者:ぶどうおばさん

昨年12月、初冬の青木ヶ原樹海に足を踏み入れて最初に感じたのは、「すがすがし
さ」でした。
2日ほど降り続いた雨が上がった快晴の日。
初めて入った樹海の中は、枝だけになった落葉樹や、ヒノキやツガなどの常緑樹が頭上
高くに枝を広げ、それら木々の根元には、緑色も鮮やかにコケ類が密生し木漏れ日に照
らされていました。空気は、あくまでも清涼で澄み渡り、視界の中のものをくっきりと
浮き出しています。


それは、今まで樹海に対して自分が持っていたイメージとは全く異なるものでした。
松本清張氏の小説により広まったと言われる、暗い負のイメージ。生ではなく死に誘う
魔力のようなものが有るのでは?

そうした危惧は、どこかに吹き飛んでしまいました。
最も伝わって来たのは、「生命が息づいている!」という感じでした。



水分を蓄えることの困難な溶岩の上に、芽吹き必死に根をはわせ、大きく成長して来た
木々。森の中は、「生きよう!」とする強い意志に満ちているかのようです。
コケは木に水分を供給し、木々は実をならせ小動物を養う。また、落葉して養分となり
コケを養う。こうした生の営みの長い循環を、一瞬にして目視しているような感じさえ
しました。


ネイチャーガイドさんの指差す方向を見ると、何やらリンゴの芯のような形の茶色い
物体。それはリスが松ぼっくりをかじって食べて、芯だけ残したもので、その形から
”エビフライ”と呼ばれている、とのことでした。

頭上高くには、立ち枯れた古木の幹に直径5センチくらいの穴。アカゲラやコゲラなど
のキツツキ類が子育てをするために作った巣穴とのことで、ヒナ鳥が巣立ちを迎えた後
は、その穴は使わなくなり、その後はリスなどの小動物が巣として利用する、という
説明もお聞きしました。

穴をあけられた枯れ木は、穴に水が溜まり腐り易くなり、速く土に還る、との事です。
キツツキ類は枯れた木にだけ穴をあけるそうで、その選択力や自然の営みのムダの無さ
に驚かされました。



富士山は、今から10万年前に噴火し、その時富士山の土台ができ、その後何百回も
噴火をくり返したそうで、今の富士山の形ができたのは、約1万年前とのことです。
今から約1100年前の噴火の際に溶岩が大きい湖を分断し西湖•精進湖•本栖湖ができ
青木ヶ原樹海はこの溶岩の上に形成されたのだそうです。
近年の噴火は、約300年前で、その後富士山の噴火はありません。

青木ヶ原樹海は、冬でも青々と葉が茂っていることから青木ヶ原という名が付いたそう
です。
「特異な様相を呈し、多様な動植物と出会うことができる、世界に誇れる自然環境」
        (富士河口湖総合観光のHPより)とのことです。


近年、決められた道以外に立ち入る人間がいて樹海の自然破壊が進んでいるので、その
自然を壊さないためにネイチャーガイドが存在し規定の道を案内している、という話も
お聞きしました。

千年以上に渡って生命を育てて来ている樹海。私達人間は、樹海の自然を損壊しない
よう細心に注意する必要があるように思います。

    (1枚目の写真 青木ヶ原樹海)
    (2枚目の写真 アカゲラ、コゲラなどが開けた巣穴)
    (3枚目の写真 樹海への入口がある西湖蝙蝠穴)
                     2008年12月撮影


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コメント(1) | この記事のURL | カテゴリー:四季・レジャー

コメント

富士青木が原樹海は魅力的な空間ですね。
モット利用されて良い観光資源だと思います。
私は精進湖から精進富士山登山道が伸びていて樹海を分け入り五合目まで歩きました。途中に船津河口湖登山道と合致します。

叉、本栖湖の周囲には樹海の中に戦国時代と思われる石塁が2kmに渡って伸びています。

確かに一定のルールは必要ですね。
投稿者:ootaminoru: at 2009/02/17 19:13

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