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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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林の間伐と森

2008.12.17 15:21  投稿者:ぶどうおばさん

最近は、林業従事者の高齢化や後継者不足により、森林の間伐(人工林や里山などの
人の手が入った天然林で行う、将来木材として利用出来ない劣勢木をまびく作業。
混みあった林から曲がったり弱ったりしている木を取り除く)が行き届かず、生育の
良くない木々の林が増えていると聞く。そういう林は、木が大きくなれず根が張れ
ないので、土壌の保水力も鈍る。土砂崩れの原因にもなる。

最近、
  林野庁は、人工林を作り間伐も行い動植物を保護するという方針を考えている
という内容の記事を新聞で読んだ。

人工林には同一樹種を植えるが、木を植えない空き地も作り、多種な植物が茂るように
する、ということだ。広葉樹の木の実は動物のエサになるし、日光が地表に届くことに
よってコケ類ばかりでなく草や灌木も茂る。
動植物の種(しゅ)が絶滅しないためには、何よりもまず『種の多様性が必要』だと
いう事は、よく言われている。
動物にしても、食物連鎖の上に行けば行く程、エサとするものの範囲が限られ、生き
残りにくくなる。木の実や昆虫を食べて生きる雑食性の小動物のほうが、ヘビやネズミ
しか食べられない肉食のタカやワシより生き延び易い、というのもその例だ。
従って、森も多様な種が共存していることが望ましい。

間伐しなかったため混み過ぎて枯れ、倒木になった木は、雨で流れ、河川の増水時に
流木となって流れを妨げる。



早川町では、”間伐体験ツアー” というツアーをやっているそうで、間伐で切り出し
た木を特殊なボイラー(木材をガス化し効率よく燃やす)で燃焼させ、源泉の湯を
加熱し町営の温泉施設に供給しているということだ。 
                (12/11付の山梨日日新聞からの抜粋)
普段は体験する機会のない間伐をツアーにしたり、出た木材で温泉を沸かすという
一石二鳥の発想はユニークで素晴らしいと思う。


先日、富士山麓の道路を通った時、道路で分断されている森の境目は、赤松やヒノキ
の足元に雑多な灌木が枝やツルを伸ばしてからまり、薮のような、雑木林に見えた。
これは、森が、道路からの排気ガスや熱を遮るために自ら作った”生きた塀”なのだと
お聞きした。森自身が持つ、そうした防御機能•自浄作用に驚かされた。


森や林を守ることは、大げさに言えば地球の生態系を守ることにもつながる。
人手不足で打ち捨てられた林が減る事を祈っている。

             (写真は倒木に生えて来た別の木の芽。富士山麓にて)


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