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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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甘草屋敷

2008.12.07 16:19  投稿者:ぶどうおばさん

甘草屋敷は、11月のブログ「ころ柿作り体験」の会場となった場所です。
旧高野家の住宅で甲州市塩山にあります。「ころ柿作り体験」では、屋敷を写真で
紹介しなかったので、今回、建物について、もう少し述べてみようと思います。
                       (上の写真は甘草屋敷の主屋)

江戸時代に、薬用植物である《甘草(かんぞう)》を幕府に納めていた高野家の住宅
は、19世紀初頭の建築で、威風堂々たる大型民家です。国の重要文化財でもありま
す。木造3階建てになっており、2階はかつては養蚕場として使われていました。
ころ柿作りは、離れの建物で行われましたが、主屋は多くの部屋を持つ建物です。



2枚目の写真は、数多くある座敷の一部で、向かって左奥が、客が通される部屋に
なっています。その座敷は、2階の蚕が天井のすき間から落ちて来ないようにと、
天井が2重に造られているそうで、他の部屋より天井が少し低い位置にあります。

向かって右側の奥は、普段は仏間で、位牌などが置かれていますが、来客時には位牌
の手前にある襖(ふすま)をスライドさせて位牌のある仏壇を後ろに隠します。する
と、襖の手前は置物や花が飾られた床の間となり、客は床の間のある部屋で接待され
ることになるわけです。

何とも合理的で、江戸時代の人々のこの知恵には、発想の斬新さと自由さを感じます。




2階には、養蚕業で使った手動の糸とり機や農機具、古い碗や膳や懐かしいちゃぶ台
などが壁に沿って収蔵されています。           (3枚目の写真)
ここで作られた生糸やまゆも、展示ケースの中でつややかな光沢を見せています。  
     


幕末の屋敷構えをそのまま修景し保存してある甘草屋敷。
先人の苦労と知恵と生活の様子が、このように保たれているのは、とても貴重なこと
だと思います。


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