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山梨が好きなのに、とっさには山梨の
良さを言えなくて、少々焦る甲府在住
の人間です。
山梨に関する事、甲府に関する事を
調べてレポートしてゆきます。
そうした中で、山梨の魅力を見つけ伝
える事が出来れば、と、考えています。
 ジャンルは? ....いろいろデス☆


     

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笹一酒造

2008.12.04 12:50  投稿者:ぶどうおばさん

今日は笹一酒造を紹介しようと思います。


笹一酒造は、創業90年近い日本酒の造り酒屋です。
大月市笹子町に位置し、笹子峠の美味しい水を使って日本酒を醸造して来た老舗の
1つです。            (上の写真は、道路側からのもの)


工場見学(蔵見学)が、常時出来ます。
普段は、精米室がある建物のみの見学で、20m程の高さの精米機が立ち並ぶ中で
説明を聞きます。
以下が、精米の工程です。
  •収穫した稲の籾(もみ)から、1番外側についている籾殻(もみがら)を除去
   し、玄米に。
    ↓
  •玄米からさらに果皮,胚芽,糠(ぬか)層を取り除き白米に。
    ↓
  •白米の表面をさらに削る。この削り取り具合によって、日本酒の等級が分かれ
   るとのこと。玄米の2分のいち程の大きさになるまで削った精白米が、最高級
   の日本酒になる。
     { 精米の工程で出て来る糠(ぬか)は、ぬか漬けに使われたり、石鹸等
       に使われたりする。白米を削って出て来る粉は、米粉として販売され
       和菓子の材料になったりする。}
以上が精米室での作業です。



2階の見学室からは、醗酵途中の段階にある醪(もろみ)が入っている巨大な貯蔵
タンクが見渡せます。1つのタンクに日本酒約1万本ぶんの醪が入っているそうです。
                 (2枚目の写真は、もろみの貯蔵タンク)

その見学室で、日本酒の製造工程をビデオで見ます。それは、こんな具合。
 収穫した米を精米............これは上記の通り。
        ▼
       蒸米(じょうまい)........洗った米を蒸気で蒸す。
        ▼
       仕込み........麹•蒸米•水•清酒酵母を混ぜる。
             それに麹•蒸米•水を加える作業を何回か繰り返すこと
             で、[三段仕込み][四段仕込み]になる。
        ▼
       醪(もろみ)の醗酵......どろどろした状態のもの。
                  米の糖質が分解されアルコールが生成される。
        ▼
       上槽..........もろみを搾る(新酒と酒粕にわかれる)。まだ白濁して
            いるので放置し、滓(おり)を沈殿させる。
            上澄みを集め、濾過。加熱殺菌するものもある。
        ▼
       半年〜1年貯蔵(熟成)させ、製品として出荷。

「日本酒は、米◦米麹◦水を原料として醗酵させてこしたもの」という事です。
11月の仕込みをする1週間は、普段ビデオでしか見られない工程も実際に見られる
そうです。蔵も普段よりは多く公開するとの事で、広範囲を見学出来るようです。
醗酵させるための麹菌を育成する作業等、雑菌を排除しなければならない工程も有る
ので、一部の工程は非公開にするそうです。



11月の仕込みの際は、米が醗酵する時の独特の甘い匂いが一帯に満ち、見学の人達
で、にぎわうことでしょう。
私が訪れた時は、時期がズレていて残念でした。いつか拝見したいものです。




工場に隣接する駐車場の奥には、「酒遊館」があり、日本酒の試飲◦ワインの試飲
(笹一酒造ではワインも造っている)が出来る店舗になっています。
日本酒《にごり酒から清酒まで》、焼酎、ワイン《勝沼などの県産ワイン、笹一酒造
独自のワイン、外国のワインも》、山梨特産の食べ物《ほうとう始めぶどうを使った
菓子類、漬け物等》が、品数豊富に並べられています。      (3枚目の写真)
                  



山深い場所で、美味しい水を用いて脈々と受け継がれて来た日本酒の醸造。
若者層は、焼酎やワインを好む傾向もあるようだが、外国の方々で日本酒を好む人も
いると聞きます。



最近は、米醗酵液や酒粕を使った化粧品(化粧水や乳液やクリーム、アンチエイジング
の保湿エッセンスなど)を発売している日本酒メーカーもあります。米由来成分が良い
ということで、基礎化粧品が多種開発されています。
化粧品の製造元を見てみたら、「○○酒造」と書いてある、としたらチョット不思議な
気がしますが、この分野、すでに加熱気味な様子です。
                      2008年12月4日撮影

※ささいち新酒フェアについては
     「ささいち新酒フェア」2010年11月7日のブログを御参照下さい。

  


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コメント(2) | この記事のURL | カテゴリー:歴史文化産業

コメント

パンダ1号さん コメント有難うございます。
蔵開きの時期に行かれたなんて素敵ですね。
お酒が好きな方なら、また格別の味わいが有ることでしょうね。
笹一酒造さんは、山梨から東京に戻る帰り道に立ち寄る場所として、ツアー(日本人向けのものや出来れば外国人むけのもの)にもっと組み込まれるといいと、私も思います。
投稿者:ぶどうおばさん: at 2008/12/05 14:32
昨年の受講生です。

笹一酒造の蔵開きに行ったことがあります。
工場で タンクから出てきた一番搾りの生酒をいただきましたが、なんとも言えぬ美味しさ。
工場に住みつきたくなるほどでした。
酒屋さんに並ぶ頃には、味が変わってしまうのでしょうか。

笹一は 日本酒もワインも造っています。
県内の蔵元の中では最も開放的だと思います。もっと観光の目玉になることを夢見ています。
投稿者:パンダ1号: at 2008/12/05 12:53

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